[新聞]這篇不錯
中日優勝 “オレ流”人目もはばからず涙
2006年10月11日(水) 9時57分 毎日新聞
野武士が泣いた。号泣した。10日にセ・リーグ優勝を決めた中日の落合博満監督(5
2)。3度の3冠王に輝いた現役時代から“オレ流”を貫き、無頼派のイメージさえあ
った監督が、優勝の喜びに人目もはばからず涙を流した。
きっかけは主砲、タイロン・ウッズ選手(37)の一打だった。延長十二回、福留孝
介選手(29)の適時打で勝ち越し、なお1死満塁の場面で、ウッズ選手が中日ファン
で埋まった左中間席に本塁打を打ち込んだのだ。試合の勝利とリーグ優勝を決定づける
一発に、落合監督は興奮を隠しきれず、ダッグアウトに戻ってきたウッズ選手をがっし
りと抱擁。ベンチに座ると目を真っ赤にして、タオルで何度も涙をぬぐった。優勝が決
まった瞬間も目は真っ赤。勝利監督インタビューでは「感極まりました」と声を絞り出
した。
就任3年目。昨年は2位に終わった。キャンプから「今季は優勝しなければならない
」と自らとチームに義務づけていた。8月中旬には優勝マジックが点灯し、優勝は時間
の問題と思われた。
しかし9月に入ると、2位の阪神が驚異的な快進撃を続け、一時は2ゲーム差まで迫
られた。「正直、ここまで追い上げられるとは思っていなかった」。しかし監督は、焦
る気持ちをおくびにも出さず、「逃げるほうが有利」と平静を装った。選手たちが浮足
立たないための配慮だった。
この日もリードしながら追いつかれる苦しい展開。もし、延長十二回に得点ができな
ければ、優勝は12日以降に持ち越される。だが手塩にかけて育てた選手たちは土壇場
で力を発揮し、自らの手で優勝をつかみ取った。だから監督も、抑えていた感情が爆発
したのだ。「絶対に泣くまいと思っていたのに、最初に泣いてしまった。本当に素晴ら
しい選手たちです」
白井文吾オーナーが「監督の涙には驚いた」と話したと聞くと、「年を取ると涙腺が
緩むんだよ」と照れくさそうに笑った。四半世紀に及ぶプロ野球生活でも、めったに見
せたことがない表情だった。【神保忠弘】
[ 10月11日 9時57分 更新 ]
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看來是真的很感動
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