[日刊]鹿島「天王山」G大阪戦対策はサイド攻撃
週末の天王山に向け「東の横綱」が早くも必勝態勢だ。2位鹿島はオフ明けの19日、
首位のG大阪戦(24日=万博)に向け練習を開始。いきなり、ライバルの3バックシ
ステム攻略を強く意識した、サイド攻撃の練習を繰り返した。勝ち点差は1。J通算
10冠目への勝負どころでセレーゾ監督は、なりふり構わず打倒G大阪を期す。
汗が飛び散った。コンタクトプレーに表情がゆがんだ。週明けの鹿島は、早くも緊張
感漂う臨戦モードだった。通常ならフィジカル練習が中心の月曜日。セレーゾ監督が指
示したのはミニゲーム、そして対3バックの攻撃練習という実戦的なメニューだった。
約40分の攻撃練習では、3本のコーンをゴール正面に置き、G大阪の最終ラインに
見立てた。中盤でのサイドチェンジから、コーンの左右、さらにその後方を狙う。3
バックの死角への攻めを徹底的に意識付けさせた。セレーゾ監督は「別に相手を意識し
てじゃないよ」と素知らぬ顔。だがFW深井は「3バックとウイングバックの間が狙い
目。両サイドが攻撃的だから、そこに距離ができる。前節は柏もそこからの攻撃で点を
取ったはず」と指揮官の意図をくんだ。
首位を走るライバルを意識した練習内容に、選手たちの気持ちも自然と高まった。
ミニゲームではDF大岩、岩政らが実戦さながらのハードな当たりで、
MFリカルジーニョら攻撃陣をはじき飛ばした。先手必勝。「西の横綱」が
オフのこの日、鹿島は一足先に天王山への第1手を打った。【塩畑大輔】
〔2005/9/20/10:05 紙面から〕
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